高度~重度難聴になって補聴器でも会話の聞き取りが難しくなると、お店や病院などでどうやってコミュニケーションを取ればいいでしょうか?
管理人もそうでしたが、コミュニケーションができなくて引きこもりがちになることもあります。
そういった状態でもコミュニケーション方法はちゃんとありますので、必要以上に恐れる必要はありません。
具体的な方法を書きますので、勇気を出して同様にやってみてください!
耳が聞こえないことを書いたカードで手間を減らす
簡潔に「聴覚障害で補聴器でも会話が聞き取れない」「こういったサポートをして欲しい」の2点を書いた、小さなカードを用意しましょう。
この小さなカードは大きくても15cmくらいで、100均で買える少し厚手の紙と保護用のラミネートフィルムで作成できます。
あまりにカードが大き過ぎる&書き込むと携帯性が落ちるだけでなく、読む量が増えて相手の負担になるので注意してください。
カードの文面例
私は聴覚障害で症状が重いため、補聴器を付けても会話が聞き取れません。
コミュニケーションのために、UDトークというスマホの音声入力アプリを使用してもよろしいでしょうか?
毎回説明するのは大変ですが、このカードを見せるだけで良いので楽になりますよ!
基本的なコミュニケーションはスマホでUDトークを使おう
補聴器でも聞き取りが困難な場合は、聴覚障害者サポートアプリで音声変換ができるUDトークを使いましょう。
上で紹介したカードを先に見せれば相手も理解してくれるので、スムーズにコミュニケーションすることができます。
なお、筆談器かノート+ペンも一応持っておきます。
例えばエアコンの設置契約などで店員と話し込む必要が出た場合は、UDトークを使いつつ読み取れない所は書いてもらいながら出来るからです。
手話を覚えて手話通訳士を派遣してもらう手段もある
中途失聴者だとハードル高めですが、手話を覚えて手話通訳士を派遣してもらい一緒に行く方法もあります。
この方法は人が通訳してくれるので間違いが少なく、確実に意思疎通が必要なケースにぴったり。
例えば「家族が重病で医者と話す必要がある」「家を建てたいので要望など業者と話したい」といったことですね。意思疎通が出来てなくて後悔することのないように、手話通訳士に同行してもらいましょう。
派遣センターによっては個人でも受けている場合があるので、身近な派遣センターのサイトから料金とともに確認してみてください。
聞こえなくても引きこもる必要はありません!
管理人もそうですが難聴が高度~重度まで悪化してしまうと、補聴器でも会話が聞き取れないので引きこもってしまうことがあります。
しかし、上でご紹介した方法を使えば、聞こえなくてもある程度はコミュニケーションが取れます。
なお、作ったカードを見せるのが恥ずかしくて、なかなか行動できないかもしれません。
コミュニケーションで一番重要なことはとにかく相手に伝えることですから、勇気を出してなりふり構わずやってみてください!